今日の寸言!ひとりごと

メッセージ/承前啓後

おやじの戯言!!

いまというこの時に刃向かうわけではないが、過去の時間と時代に存在した良し悪しの全てを肯定したくなる。

承前啓後「昔から受け継がれてきたことを大切にしながら未来を切り開いていく」、そんな意味である。良し悪しの基準は別として、受け継がれるべき重要なこと、大切にしなくてはいけないこと、あっぱれなことはたくさんあるはずだ。有形無形を問わず、絶やさぬように気を配るべきことはある。

本来、人間にとって必要であったり、意義があることでも、時代の変化と共に失われていくコトやモノの存在を看過してはいけない。

昔は良かったなぁ~と、どうしても思ってしまう。いまを否定するわけでもなく。結構多くの人が特に年を取ってからそう感じることは多いみたいだ。記憶のメカニズムとか学術的な視点でもそれなりの根拠があるようだ。「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ということわざがあるが、過去の嫌な事を忘れたり美化することとは別として、そんな嫌な事を含めても昔は良かったなぁ・・と、単純に思うのだ。
昭和という時代が終わって30年以上が経過した。長い歴史の積み重ねは様々な出来事を生み出してきた。目まぐるしい変化はやはり人を翻弄するものである。変化する歩みは全てが正しき歩みであるとは限らない。ただ進歩や利便性という言葉とともに変化は美徳化され当然のように受け入れられてきた。過去を守ることを忘れて。

いま人々はこの前向きであろう変化の中にいながら、多少の違和感があることを少しは意識している。このタイミング、チャンスを見逃すことなく正しきバトンを後世に手渡していかなければならない。未来、次世代へと伝承していくべき事柄とは何なのか。正しく意義ある実価は守られ続けて欲しい。

果たして男たちの現実はどうであろうか。男の弱体化や尊厳・プライドの欠如、自ら評判を落とす男たちがいる。「オジサン」と呼ばれる不器用な男たちがかつて体験した日常における生活意識、世界観。道義を重んじながらも一方でインモラルな慣習も蔓延っていたあの時代。当然、正しく褒められるべきことばかりではなかったが、残して欲しい事実は確かにあったはずである。その功罪を見極めることが求められている、それが今なのかも知れない。脱却すべき過去を省みて検証して初めてその功徳に目が向けられる気がする。

ヴィンテージものの男たちが胸を張れる理想郷を創っていきたい。  

主宰 h.yama

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