ABOUT
いま、あらためて「男」を 問う。
「男たち」を誘う場所を創る。
多くの情報が国境を飛び越えて行き交う世の中になった。
様々な人間がそれぞれの思いを発信している。楽しい情報も悲しい情報も瞬時に交差する。
「男受難の時代」という言葉が世に出てから、だいぶ時は経った。
別にキリストのように磔刑に処せられるわけではないが、男としての苦難が取り沙汰されてきた。
男にとっての苦難の真意はどこにあるのか。世代間ギャップや時代への迎合という変化の受容。
どれを取っても頭の中での理解は可能だが、男たる当事者としては違和感が残るばかりである。
確実に変化する社会。豊かな時代になったという。
その今を生きている中で置き去りにされがちな存在、それが男たちでありおじさんたちのような気がする。
変化という波は、分別なく美しき過去の景色も容赦なくのみ込む。
男たちの郷は男の聖域。
「男」 を見つめ直し、その本質を再検証しながら男たちの心の郷を耕していきたい。
spirit 男たちの郷の基本精神
- 誠実かつ正直、真摯な紳士
- 自分の弱さを赦す
他者の弱さを赦す
knowledge 入郷者の性向・心得
- 粋な計らい
- 古き良きものへの敬愛
- 神道との融和
- 照れ屋で愚直な不器用者
- 世話女房・内助の功への憧れ
- 見得をきる心意気
- やせ我慢という美徳
- 趣味への没頭
CONTENTS コンテンツ
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男の原点を探る
男らしさという概念は、男が遠い昔から身に纏っていた天分のようなもの。
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国や時代によってその考え方や捉え方は大きく異なる。
歴史を通じて男の存在性を紐解くことは、男らしさの理解にも繋がること。
人類史としての長い変遷がそこにある。 -
男の生態を探る
存在価値の危機に瀕した昭和世代のおじさん。
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オンライン・オフラインを問わず、私たちが過ごす日常は誹謗中傷や誤解、偏見に覆われている。至るところに蔓延るネガティブな情報に封殺されずに逃れる術、
己の再構築のヒントをここで見つけて欲しい。 -
男の深層心理を探る
昭和という時代に生まれた映画やTVドラマ、小説。その映像や言葉という表現の世界にはノスタルジックが溢れている。
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登場するキャラクターやそのセリフを通じて、当時の男たちの信条など多様な世界観を数十年という時を経て再検証してみる。
男たちの変わらぬ何か、脆く崩れ去った実態、真髄、強さや弱さ、悲しみなど全てを概観し今の男たちの心に投影させてみたい。